今回のテーマは『これぞ究極のがん治療・患者提案型のがん治療のすすめ』
医師、看護師、薬剤師、患者とご家族、17名で開催しました。
押川 勝太郎先生のレクチャーポイントは、
患者が主治医に治療を提案する⁉️
「患者提案型」とは❓
実例を挙げながら、具体的にお話しくださいました。わかりやすい❗️
(提案の実例)
・入院が続くのでリハビリをさせてもらえませんか❓
・腰や足が痛くて、今もらっている痛み止めでもまだきついです。痛みをコントロールしたいので、ペインクリニックとか緩和ケア外来に紹介状を書いていただけませんか❓
・先生の声が小さくて聞き取れないので、もう少し近づいて聞いてもいいですか❓
・先生の話は厳しい話が多いのでつらくなります。例えば最悪の場合と最良の場合、どんなことが起こりえるでしょうか❓
押川先生は、
「主治医が患者さんたちの気持ちを先にくみ取ってくれるわけはありません」
と言い切る。
そう、ホテルのコンシェルジュのように
「なにかお困りのことはございませんか❓」
なんて気を回してくれることを期待してはいけない。
でも私たち患者は、
「主治医は、私がつらい思いをしていることをわかってくれているはず」
と思い込む。そう思いたい。
押川先生、
「察して欲しい、と願うのは不幸の元凶です。これで、全国的に悲劇が頻発しています」
「特に苦痛の緩和は、患者が主導権を握らないと、医師にはまったく伝わりません」
だから、
「患者提案型」という思考が必要になるんですね。
苦痛を訴えても、医師が取り合ってくれない、そんなケースももちろんあります。
そんな時には、
患者や家族が「学習」すること。
それで医師に提案すること、です。
治療を好転させるノウハウを学びたいがん患者さん、もっと実践的ながん治療を学習したい医療者の方、は『がんここ』へお気軽にどうぞ。
毎月2回、やってます
https://community.camp-fire.jp/projects/view/460455