今回のテーマは
『抗がん剤副作用を最小限にするための主治医との付き合い方』
医師、看護師、薬剤師、患者とご家族、25名で開催しました。
がんの薬物療法を専門とする腫瘍内科医 押川先生のレクチャーポイントは、
・抗がん剤治療の最大のカギは副作用対策
どんなに効果があっても、副作用がひどければ継続できずに治療は失敗する。
今の副作用で治療が継続できるかを常に自問自答しておく
・主治医は診察室で見る患者の姿しか知らない
2~3週間おきの外来抗がん剤投与が多いので、診察の時にはひどい副作用が治まって回復している⤴︎
診察までの間に、どれほどつらかったか、どんなふうに生活に支障が出たかを、メモ書きし、グラフや数値化しておくと効果的に伝えられる。経時的記録。
結果、微調整しながら最善の治療が受けられる。
・副作用のグレード(1~5)を用いて主治医に説明すると一発でわかってくれる。
CTCAEの重症度分類では「グレード3」は「身の回りの日常生活動作の制限」。
これで「重症」!結構あてはまる。
押川先生が、
「誰にでもいつかは最期が来る。その最期が悲惨になってはいけない。逆算して対策を身に付けよう」
とおっしゃり、深く深くうなづきました。
もっと実践的な治療法を学習したい医療者の方、
治療を好転させるノウハウを学びたいがん患者さんはお気軽にどうぞ。
スポットのお申し込みは
11/10(木)20:00~『がんの長生きリスク→就労と経済的問題へどう対処するか?』
11/24(木)20:00~『これぞ究極のがん治療・患者提案型のがん治療のすすめ』
毎月継続のお申し込みは
https://community.camp-fire.jp/projects/view/460455