31回目のテーマは
『見過ごされるがん治療の後遺症と長期合併症への対策』
19名にご参加いただきました。
押川レクチャーのポイントは、
・目の前の治療(問題)にとらわれて長期を見ないと不幸になる
・「不安」からの「痛み」からの「倦怠感」からの「横になって休む」からの「筋力低下」、
そして「老化」。全部がつながっている
・老化が進まないように、筋肉量を減らさない。増やす!
・昨日よりも今日、今日よりも明日。少しづつやり続ける。
がんになっても、元気で長生きするために筋肉と友だちになります!
ゲストは、産業カウンセラーでがんチェレンジャー代表理事の花木 裕介さん。
テーマは「キャンサーロスト・500名超のがん罹患者からの声で分かったこと」
がんになって得たもの、がんからの贈り物という意味で「キャンサーギフト」という言葉をよく耳にしますが、彼は「ギフトの前提には、ロスト(失うもの)がある」と言い切る。
彼自身も、中咽頭がんにり患した後、職場でキャリアアップの道が遠のいた経験をお持ちです。
データを分析してわかったことは、
・失ったものが大きすぎて「得た」ものに目を向けて心のバランスをとろうとしている。
「そんな患者の心に気付いてあげて欲しい」と、優しい活動を進めておられます。
『キャンサーロスト』は彼の造語、そこに深い想いを感じました。
1ヶ月に2回、楽しく開催しています。
医療者の方も、患者さんも、ぜひお気軽にいらして下さい